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2010年 05月 29日
ガーデンシネマで久しぶりに、満員で断念して2度目で、やっと観る事ができた映画です。
ペレストロイカ以前のプレジネフ政権下、オーケストラからユダヤ人が排斥されそれをかばった指揮者アンドレイも解雇されてしまい、今はボリショイ交響楽団の清掃員として働いています。 そんな彼が偶然パリのシャトレ劇場から出演依頼のFAXをみつけ、着歴を消去し自分たちのオーケストラで出演しようとします。 マエストロアンドレイの名前は人々には忘れられておらず、彼の復活をパリでは大歓迎の様子。 追放されていたユダヤ人演奏家を集め一癖もふた癖もありそうな寄せ集め楽団員を率いてパリへ。 ソリストには、フランスでバイオリニストとして成功している、マリー・ジャケを起用する。 予告編を見たとき、実はアンドレイの娘さん?だったとか?などと、勝手に想像しておりましたが、やはりなにやら縁浅からぬ雰囲気。 パリに着くと楽団員達はそれぞれの事情?の為てんでバラバラに行動し、リハーサルもすっぽかす始末。 そんなこんなで、30年前天才バイオリニストがユダヤ人強制収容所に連行される事件が明らかになり、楽団員の心が1つになり、コンサートの幕が上がります。 映画ながら思わず立ち上がって「ブラボー!」と拍手したくなる演奏でした。 ユダヤ人の楽団員追放から30年もの間耐えて、とんでもない事に思えるような事をチャンスとし、復活する人達の姿は励みになります。 空港に向かうためバスを待っているのですが、全然こない。 で、7km以上の距離をぞろぞろと歩いたり。 パスポートやビザがないので、バイオリニスト率いるジプシーの一団に楽団員全員の分を空港で作成させたり。 パリに着くなり商売を始めるユダヤ人達がいたり。 30年間耐えてきたというより、たくましく生きてきた人達のドラマがユーモアたっぷりに描かれた映画でした。 オーケストラ サイト ランキングに参加しています!ワンクリックお願いします。m(_ _)m
by ikawa-re
| 2010-05-29 11:01
| 映画大好き!
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