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2016年 01月 03日
桑名藩の飛び地柏崎の物語
時は天保年間 天保10年(1839年)1868年の明治維新まで29年。 水野忠邦による天保の改革が行われていた時代。 三重県桑名藩は、気候も温暖で過ごしやすい土地から、新潟県柏崎、佐渡島に近い極寒の地に赴任するのは、並大抵のことではないでしょう。 ましてやこの時代、ストーブなければ、エアコンもない、薪を焚いて暖をとるしかなく、綿入り半纏を着て寒さを凌ぐしかない。 下級武士の暮らしは体面ばかり気にするが、収入が伴わず、苦しい生活を余儀なくされています。 そんな人たちの物語。 実際に桑名に残った父と、柏崎へ赴任した息子家族の交換日記が残っており、それを元に書き起こされて小説です。 柏崎で数々の苦労を乗り越え、周りの人たちの暖かさに助けられ、生きているお紀久。 下級武士の妻で家族をささえ、支えられ、凜としていきていこうとします。 涙があふれる物語です。この時代の人たちは皆さんご苦労されて生きておられてたんですね。 その生き方にふれると、心にひびきます。
by ikawa-re
| 2016-01-03 16:03
| 映画大好き!
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