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2008年 03月 07日
私の住宅販売歴の第1歩は、新築のマンション販売でした。
その頃、今のサブプライムローンではありませんが、当時、住宅ローン会社が開発?した、住宅ローンを売れにくいマンションで、利用できるシステムがありました。 当時は専有面積60㎡くらいの新築マンションが1200万円位でした、購入される方は、当時は住宅金融公庫などから資金を借りて購入する方がほとんどで、自己資金が少ない方向けに、200万円借りて、当初5年間は、毎月2000円位だったと思いますが、返済でOKで、5年目以降返済額が上がる(その間の金利負担は売り主さんがされ、実質上の値引き販売でした)、おまけに住宅金融公庫もステップローンという制度があり、5年目以降返済額が上がる仕組みになっておりました。 その時、 「5年後に、返済額が上がるなら、返済していけるかどうか、心配やわ~」 と、当然お客様は心配されます。 当時の私は、天真爛漫に 「大丈夫ですよ、その頃にはお給料も上がってますし、マンションも値上がりしてるかもしれませんし、問題ないとおもいますよ。」 なんて、答えて販売しておりました。 当時は、昭和58年頃、バブル前夜の頃です。 60年代になると、バブル時代が訪れ、そんな販売方法は姿を消し、皆さん取り合い?でマンションを購入される時代が訪れました。 当然私が販売したマンションもその時は高値で売れたと思います。 しかし、その時に売却されず、もしくは売却しても更に高い値段のマンションを買った方も多いかと。 住宅は金融商品ではありません。 不動産は金融商品として、取り扱われる事もありますが、住むための家は、自分自身にとって、必要で、最適なもの選ぶ事が、大切かと、思われます。 若い頃の私は、不動産はいつかは値上がりすると、思っておりましたが、現在では不動産の将来価格を予測するほど難しい事はないと、思っております。 不動産は将来価格を予測して投資する物ではなく、利用価値を考えて対価を払うものかと。
by ikawa-re
| 2008-03-07 11:22
| にしよど不動産四方山話
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