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2011年 04月 30日
4月29日(金)天王寺公園前集合のこのコースに参加してきました。
ガイドさんは、天王寺界隈では有名な方で、流ちょうな語り口と人を飽きさせないユーモアにみちたお話は、とても勉強になりまし、おもいっきり楽しんできました。 天王寺公園に入り、明治36年に博覧会が開催され、界隈の整備がすすみ、その後この公園が作られたそうです。 駅の南側は、先日109がオープンし、話題を集めておりましたが、近鉄百貨店も建て替え中で完成したら、梅田、難波に並ぶ商業地となります。 今回のコースは、そんな開発とは無縁の天王寺公園から北側で、夕陽丘まで歩きました。 公園の中に6代大阪市長の池上四郎さんの銅像もあります。 広場を抜けると、大阪市立美術館と、慶沢園があります。 ここは、元住友家本邸で大阪市に寄贈されたものです。 その手前に林芙美子さんの「めし」という小説の碑文がありました。 この界隈の様子が紹介された小説で、他にも多くの文化人たちが集った場所であることが、伺えました。 この長屋門から、元住友本宅と、お庭が広がりますが、広大な敷地です。 明治の始め頃は、開発を財閥系の企業に資金をださせ、その代償として土地を与えたとか。 この地も最初は三菱財閥が取得したものを、後に住友財閥が取得したとか。 どちらにせよ、見事な庭と、現在の美術館の建物をみていると、明治の風が吹いてきそうです。 その奥には、徳川家康と真田幸村の激戦の地とされる、茶臼山があります。 通天閣が綺麗に見えております。 周辺には松の木が多く植えられていたそうですが、秀吉が伐採して使ってしまったとか? 松の木は強く、湿気も通しにくいので木箱の材料にしたとか。 次は、お骨仏で有名な一心寺に行きました。 今の時代、お墓を所有されるより、一心寺でご供養して頂いている方が、安心出来るのでしょうか。 私もその考えに賛同しております。 次は悲劇のヒーロー真田幸村の戦没地安居神社を訪れました。 この銅像は、自由にさわれるそうです。 その後、京都の清水寺を勧請して建てられた清水寺も訪れました、舞台や滝も作られています。 このあたりは、坂道を登ったり降りたりしながらの見学となります。 織田作之助さんや、司馬遼太郎さんも駆け抜けたとか。 少し高台にあるのが、この大江神社。 昔は大阪湾が迫っていたそうです。 秀吉の時代朝鮮へ出兵し、帰ってきたとき朝鮮から反対に攻めてこないかこの高台から見張っていたとか。 今ではタイガースファンの優勝祈願の神社にもなっているそうです。 6時15分くらいに夕陽がゆっくり西の空に沈んでいきます。 ビル開発が行われる以前には、海に沈む夕陽が綺麗にみえたそうです。 あかね色に染まる空を眺めながら、目の前が海だった太古から、秀吉が整備した大阪のまちから、江戸時代に天下の台所として栄えたまち、多分、同じ夕陽がこの町を照らし続けて、人々の暮らしを見守ってくれいるよう思えます。
by ikawa-re
| 2011-04-30 15:49
| にしよどその他
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