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2011年 07月 20日
この映画で主演された原田芳雄さんが昨日ご逝去されたと知り、なんというタイミングと、思いました。
心より原田さんのご冥福をお祈り申し上げます。 この映画の中では、生命力溢れる演技で、闘病されていたことすら、微塵も感じさせず、独特の光を放っておられました。 この映画とても面白いです。 大鹿村という、長野県の山深い村に伝わる大鹿歌舞伎、300年物歴史があり、村人達が大切に伝承してこられています。 村人が一致団結して歌舞伎を演じ、舞台をささえ、そして楽しんでおられます。 映画の奥に、大鹿村の人達の顔が見え、生活が感じられます。 駆け落ちした、女房と友人が18年ぶりに、村に戻ってきて、しかも女房は認知症を煩い、駆け落ちしたことすら忘れています。 テンポ良く歌舞伎のような物語は進み、大鹿歌舞伎の舞台へ。 人間の幸せなんて、助け合って生きる、小さな山間の村の中にあるのかもしれません。 色々な村人が登場します。 佐藤浩市さんがおやま役で、登場しますが、怪我をして、舞台には上がれず、大楠道代さん演ずる、駆け落ちから帰ってきた認知症の女房が代役となります。 もう少し佐藤さんのおやま姿をみたかったですが。 歌舞伎と共に生きる人達の姿がひしひしと伝わるとっても楽しい映画でした。 大鹿村騒動記 サイト
by ikawa-re
| 2011-07-20 13:40
| 映画大好き!
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